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初心者でもすぐ分かる印刷用語辞典
「印刷に関して詳しくないので、専門用語が全然分からない」という方のために、「初心者でも分かる」用語集を作りました。厳密な定義よりも、分かりやすさ、伝わりやすさを優先した記述となっております。ご了承ください。
も
モアレ
干渉縞とも言います。
規則正しい模様が重ね合わさったとき、その周期のズレによって、「視覚的」に縞模様が発生します。それをモアレと呼びます。
印刷は、規則正しく並んだ網点の集合体なので、絵柄が格子状などの模様だった場合、印刷の網点と絵柄の模様が干渉しあい、実際の絵柄とは異なる模様が発生するケースがあります。
萌黄色(もえぎいろ)
萌葱色とも書き、印刷業界では、ファンシーペーパーの色表記などによく使われます。
「春に萌え出る草の芽」の色を表し、鮮やかな黄緑色を差すことが多いようです。
※萌葱色=ネギの芽の色(鮮やかな緑)を指すこともあります。
※下図は、萌黄色の上質紙をスキャニングしたものですが、画像のため、色が実物とは異なります。
文字化け(もじばけ)
文字の形が崩れてしまうこと。他の書体に置き換わったり、斜体のような表記になったり、最悪のケースだと文字として読めない状態になるケースもあります。
「文字化け」は、データ内で使用されているフォントが、パソコン内になかったときに発生します。Illustratorのように文字をアウトライン化(図形化)できないソフトなどを使用する場合は、各々のパソコン環境により大きく左右されるため、特に注意が必要となります。
モノクロ
モノ(単一の)クローム(クロマティック:有色)の略。元来の意味は「単色」全般ですが、一般的には「白黒(黒1色)」を指すことが多いようです。
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