ネット印刷発注サービストップ > 文学の散歩道 > 句集:太虚集
|
サイトマップ
ご来店ありがとうございます
印刷何でも相談
TEL/089-925-7473
FAX/089-925-7464
メール相談室
見積書PDF⁄110KB
発注書PDF⁄100KB
スタッフ訪問OK
印刷用語辞典
相互リンク集
営業日カレンダー
|

銀木犀重岡 愛
銀木犀大樹となりし狹庭かな
呼吸(いき)合へり銀木犀の薫りそめ
銀木犀かをる愛憎すべて過去
庭潔き証し木犀花ざかり
盛り過ぎ銀木犀に邪心ふと
鷄頭燃ゆ岩城 節子
菊日和お喰ひぞめへの鯛下げて
生き下手の男鷄頭燃えたたせ
正面に満月目ぐすりさしながら
いわし雲意地はることにも疲れけり
秋の日やすり寄る犬の頭(ず)を撫でて
霜降大島 慧子
霜降や紙切り分ける裁ち鋏
柿たわわ夕日の中の一軒家
奥山に生活の煙水澄める
木挽唄流れて来さう秋の山
隠居所のゆるき起き臥し石蕗の花
良夜宍田 柳子
亡き父の余命もらひて良夜かな
オリーブの実のまだ青き美術舘
それぞれの句碑を拭ひて秋深し
ふるさとの秋は山から降りてくる
コンバイン稲を刈り込む速さかな
冬隣上田 紀子
烏瓜ひとつ火種にまさをの忌
人形の瞬かぬ目の秋思かな
身に入むや空家の錠の錆深み
うそ寒し不審電話の相つぎて
モニターに古き病巣冬隣
|