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用紙の基礎知識

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総合印刷ならではの対応

ソフトや印刷知識が無くても大丈夫です。用紙選定や製版、印刷、製本方法、DTPに精通したスタッフが親切、丁寧にサポート致します。

印刷物は、デザインや刷り色は勿論ですが、選ぶ用紙も重要です。印刷物の用途によって適切な用紙は異なってきます。弊社にご相談いただけたら、その都度ご要望に応じて用紙を提案致します。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
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用紙の塗工、非塗工について(一般知識)

塗工、非塗工の違い

用紙は化学パルプ、機械パルプなどのパルプを原料として作られます。出来上がった用紙は、パルプの繊維が絡み合っているため、表面の凹凸が見られます。
その状態のままで使用するのが非塗工紙であり、上質紙や中質紙、更紙などが該当します。
それに対し、紙の表面を白色顔料などで滑らかにコーティングしたのが塗工紙であり、コート紙、アート紙、などがそれにあたります。

印刷用紙としての向き、不向き

印刷されるインクの彩度は、用紙表面の平滑度と光沢の強さに比例します。
非塗工紙は、紙の繊維による表面の凹凸がむき出しになっているため、平滑度が低く、光の反射との関係で、色が沈んで見えてしまいます。そのため、カラー印刷や写真入りの印刷には向いているとはいえません。しかし、表面に光沢がなく、紙面を見る際の目の負担が軽いため、文字の多い冊子の本文などに向いています。
それに対し塗工紙は、表面が滑らかなため、色を鮮やかに再現できます。ただし、グロス系コート紙・アート紙などの光沢が強い用紙は、目に負担がかかるという短所もあります。

非塗工紙について

用紙の原料であるパルプは、化学パルプと機械パルプに大別できます。化学パルプは漂白などの化学処理が施されているのに対し、機械パルプは、漂白などの処理は行われていないため、機械パルプの含まれる割合が多いと、用紙の白色度がさがり、目も粗くなります。
非塗工紙は、用紙中の化学パルプ含有率によって、下記のように大別出来ます。

名称 化学パルプの比率 主な用途
上質紙 100% 書籍、教科書、商業印刷、一般印刷など
中質紙 70%以上 書籍、教科書、文庫本、雑誌の本文など
下質紙 70%未満 雑誌本文、電話番号簿など

塗工紙について

塗工紙は、上質紙または中質紙をベースに、塗料を塗布したものです。ベースの用紙と塗工量によって、下記のように大別出来ます。

名称 ベースの用紙 塗工量 主な用途
微塗工紙 上質紙・中質紙 約5g/m² チラシなど
軽量コート(A3コート)紙 上質紙・中質紙 約10g/m² 雑誌本文、カラーページ、チラシなど
コート(A2コート)紙 上質紙・中質紙 約15g/m² ポスター、カタログ、カレンダーなど
アート(A1コート)紙 上質紙 約20g/m² カレンダー、高級美術印刷など

※上記表中の用途は、あくまで一例です。是非ご相談ください。

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塗工の種類

表面に光沢が出るよう塗工された用紙を、グロス系アート紙(コート紙)と呼びます。光沢があるとカラーの彩度が上がり、鮮やかな色が再現できますが、反面、目にかかる負担が大きくなるという短所もあります。
それに対し、ダル系アート紙というのは、塗工の際、白色面(インクがのっていない部分)の光沢が抑えられるよう工夫された塗工紙です。白色面に比べカラー部分の光沢は比較的維持され、インクの彩度はあまり落ちません。
マット系アート紙は、白色面、カラー部分共に光沢が抑えられるよう処理された塗工紙です。彩度は落ちますが、シックな色合いを表現することができます【下図参照】。

塗工紙表面と光反射による色再現のイメージ図

イメージ(グロス系アート)
グロス系アート紙(鏡面反射)
表面が滑らかなため、光の反射との関係で、鮮やかな色再現と光沢が出ます。

イメージ(マット系アート)
マット系アート紙(拡散反射)
光の乱反射によって光沢が抑えられるよう表面処理が施されています。


特殊紙について

上記は、一般的な印刷用紙に関する説明となりますが、その他にも「特殊紙」と呼ばれる様々な用紙があります。表面に色や模様が付いている「ファンシーペーパー」と呼ばれるもの、より一層光沢の強い「ミラーコート」、厚手の「白板紙」など多種多様です。
ちょっと趣向の変わった仕上がりをお望みの方にお勧めです。ご相談いただけたらその都度提案いたします。

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紙の厚さ

紙の厚さの表記

用紙の厚さは通常重さで表記します。なかでも「kg」で表すのが最も一般的です。例えば、四六判90kgとは、四六判(788x1,091mm)の用紙が1,000枚集まったとき90kgになる厚さのことです。
※同じ紙の厚さでも、使用する紙の大きさによって「kg」の表記が異なります。四六判90kgの用紙は菊判(636x939mm)で換算すると62.5kgになります。

厚さの種類と使用例

一般的な紙の厚さを幾つか選んで、表にしました。四六判と菊判の表記で比較できるようになっております。
※官製はがきの厚みが180kg(四六換算)位になります。

四六判 菊判 説明・主な用途
55kg 38kg チラシ、雑誌本文など
73kg 50.5kg チラシ、雑誌本文など
90kg 62.5kg チラシ、雑誌本文、リーフレットなど
110kg 76.5kg パンフレット本文、リーフレットなど
135kg 93.5kg パンフレット表紙、ポスターなど
180kg 125kg パンフレット表紙、DMはがきなど
220kg 153kg パンフレット表紙、DMはがきなど

※上記表中の用途は、あくまで一例です。
※用紙によって、対応可能な厚さは異なります。是非一度ご相談ください。

用紙の大きさの種類

四六判 788x1091mm
菊判 636x 939mm
ハトロン判 900x1200mm
A列本判 625x 880mm
B列本判 765x1085mm

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環境に優しい紙

ご存じの通り、近年「環境保護」は重要なテーマとなってきています。
印刷業も例外ではありません。資材である用紙調達のための森林伐採、紙ゴミの増加など、いずれも深刻な問題です。
それらを少しでも改善するために、弊社でも、環境に優しい用紙(再生紙、非木材紙)の使用に積極的に取り組んでおります。もしご要望でしたら、ご相談ください。用紙により向き不向きがありますが、弊社で検討させていただき、できる限りご要望に合った用紙を提案させていただきます。

再生紙

再生紙とは、古紙(使用済み、または加工時に回収した用紙)を原料に、配合して作られた用紙のことです。紙ゴミの有効活用、森林伐採量の削減等に役立ちます。
古紙の配合率等に関して明確な定義はなく、1%でも混じっていれば「再生紙」となります。再生紙に関しては、これまで以下のようなデメリットが言われてきました。しかし、日々の改良によって、再生紙の品質も向上していますので、是非一度ご検討いただいてはいかがでしょうか。

  • 白色度が弱い(通常の用紙に比べてやや黒ずんでいる)
    原料となる古紙の中には、当然印刷された用紙も含まれています。再生紙を作る際に、これらは漂白をかけるのですが、それでも綺麗なチップから作る用紙と比べると、不純物の色が反映されてしまい、表面が濁った色に見えてしまいます。
    近年では漂白技術も向上し、通常の用紙と比べて殆ど遜色のない再生紙も増えてきています。
  • 強度が弱い
    用紙は、原料である木材の繊維が複雑に絡み合って構成されています。再生紙は、古紙を再配合するのですが、その際に一度繊維をバラバラ壊してしまいますので、どうしても強度が落ちてしまいます。こちらも、日々改善は加えられています。

再生紙【古紙配合率100%】について
現在、「古紙100%の再生紙」は、廃止の方向に動いています。理由は2つあります。

  • 古紙を何度も再利用しているために再生紙の品質が悪くなってしまう
  • 古紙100%再生紙の製造は、古紙を使わない場合と比べ、二酸化炭素排出量が大幅に増える

今後は、環境のためにも、「100%」にこだわるのではなく、用途に応じて最適な再生紙を活用するのがお勧めとなります。ご質問等ございましたら、随時お寄せください。

非木材紙

非木材紙とは、木材パルプ以外のものを原料として使う用紙のことです。それにより森林の伐採を少しでも食い止めることが可能になります。
繊維が木材とは異なるため、原料によって様々な個性を持つのが特徴です。代表的なものを幾つか挙げます。

  • ケナフ
    アオイ科の植物。東南アジアや中国、アフリカ、カリブ海沿岸、米国南部等で栽培されています。1年草なので成長が早く、半年で下部が直径3~5cm、高さが3~4mになり、木材パルプの代わりとしては打ってつけです。
    それだけでなく、炭酸ガスを多量に吸収するため、Co²濃度の高まりによる地球温暖化の防止にも役立つと言われています。
  • バガス
    さとうきびから砂糖をとったあとの搾り粕(かす)のこと。従来は燃料源や家畜の飼料として使用する以外は、ゴミとして焼却されていたものを、パルプとして再利用するため、より環境に対する負担が少ない原料として、注目されています。