郵便の基礎知識
総合印刷ならではの対応
ソフトや印刷知識が無くても大丈夫です。
用紙選定や製版、印刷、製本方法、DTPに精通したスタッフが親切、丁寧にサポート致します。
DMはがきや封筒などの印刷用データをご自分で作成されるとき、データのサイズや郵便枠の大きさ、位置などについて以下を参考にしていただけますと幸いです。どうぞお気軽にお問い合わせください。
※はじめに※「郵便の基礎知識」については弊社が独自に調査したもので、郵便法などの急な法改正には確実に対応できていない場合があります。あくまで大まかなガイドラインとしてご利用ください。また、差し出される郵便局によって若干の対応の違いがありますので、詳しくは差し出す郵便局へお問い合わせください。
サイズ、重量について
郵便物は、大きさや種類によって幾つかに分類されており、分類によって料金も異なります。
ここでは、第二種郵便物(はがき)、第一種郵便物(手紙)を紹介致します。
第一種、第二種郵便物のサイズと重さ
手紙(第一種郵便物)として適しているサイズは、下記の通りとなります。
定形郵便物 | 定形外郵便物 | |
---|---|---|
サイズ | 最小:90×140mm~ 最大:120×235×(厚さ)10mm |
最小:90×140mm~ 最大:長辺600mm、長辺+短辺+厚さ=900mm |
重さ | 50gまで | 4kgまで |
※詳細はこちらから ⇒ 「定形・定形外郵便物のサイズ・重さ - 日本郵便」
はがき(第二種郵便物)として適しているサイズは、下記の通りとなります。
通常はがき | 往復はがき | |
---|---|---|
サイズ | 最小:90×140mm~最大:107×154mm | 最小(連なった状態):180×140mm~ 最大(連なった状態):214×154mm |
重さ | 2~6g | 4~12g |
※詳細はこちらから ⇒ 「はがきのサイズ・重さ - 日本郵便」
重量(紙の厚さ)
[はがき]
官製はがきサイズ(100×148mm)の場合、紙厚90kg以下の薄い用紙だと、2g以下となり、通常はがき(2~6g)の条件を満たさないことになりますので、ご注意下さい。
厚い方に関しては、よほど厚い用紙でない限り条件を満たすことは可能です。
[封筒]
長3、長4封筒に印刷物を封入する場合、封筒の中身は、長3封筒の重さ(種類により異なりますが、大体5~6g)を引いた44~45g以内にしないと、定型郵便物としての条件は満たしません。複枚数の用紙、中綴じパンフレット等を封入される際はご注意ください。
[一枚あたりの重さ]※あくまで目安としてご参照ください。
サイズ/厚さ(四六換算) | 70kg | 90kg | 110kg | 135kg | 180kg |
---|---|---|---|---|---|
通常はがき(100×148mm) | 1.4g | 1.7g | 2.1g | 2.6g | 3.4g |
往復はがき(200×148mm) | 2.8g | 3.4g | 4.2g | 5.2g | 6.8g |
A4(210×297mm) | 5.3g | 6.8g | 8.4g | 10.2g | 13.7g |
A3(297×420mm) | 10.6g | 13.6g | 16.8g | 20.4g | 27.4g |
A4:中綴じ:8ページ | 21g | 28g | 34g | 41g | - |
A4:中綴じ:12ページ | 32g | 41g | 51g | 62g | - |
表記について
郵便枠
定型郵便物と定型外郵便物で、大きさや太さは異なります。
詳しくはこちら>>> 郵便番号枠
※郵便枠を黒にすると、郵便番号を機械で読み込む際に、郵便枠を郵便番号の「1」と間違えて読み込む可能性があります。
カスタマバーコード
ある特定のバーコードを予め印字することにより、郵送料が割引になるサービスがあります。
バーコードの印字にもさまざまなルールがあります。
詳しくはこちら>>> カスタマバーコード
印字されたバーコードは、事前に郵便局の承認を得る必要があります。
その他注意事項(「くわえ」について)
印刷方法により異なりますが、弊社で官製ハガキや封筒に直接印刷する場合は、下記の部分には印字できません。
【はがき】用紙の端から10mm
【封筒】下から10mm
料金別納郵便について
大量のDMや手紙を出すとき、切手の替わりに[別納]マークの入ったスタンプ(郵便局に常備、または印刷でも可)で郵便を届けることができます。
料金別納の利点
- 切手をいちいち貼る手間が省ける
- 料金を一括して払える(切手払いなどは合計金額の切手で可)
- 料金別納表示を事前に印刷しておくと更に効率的
料金別納郵便として使用するためには、ある一定の条件をクリアする必要があります。
詳しくはこちら>>> 料金別納郵便
料金受取人払について
料金受取人払とは
差出人様に郵便料金をご負担いただくことなく、ご利用できるサービス。
前もって郵便局での承認を受け、所定の表示をした封筒やハガキを配布します。
料金受取人払のメリット
- 差出人様に送料のご負担がないのでアンケートの回収率アップにつながります。
- 通販などのお申し込み時に好印象がいただけます。
- 受け取った郵便物の数だけの送料を支払えばいいので、郵便料金を節減できます。
よく使われる例
- 商品やサービスの申込み受付
- 商品やサービス購入のアンケート調査
- 苦情・要望の受付
- 出欠の有無を確認したいイベント案内の配布
- 重量の軽くて小さい商品の返品(大きい物・重い物は着払小包扱いがお得)など。