データ作成情報データ作成のコツと注意点を紹介いたします

データ作成情報では、入稿されたデータのチェックや修正の経験を基に、データ作成の注意点やマメ知識を掲載していきます。何かお役に立てる情報があれば、どんどん利用してください。

「効果(フィルタ)」について

先日、入稿していただいたデータを修正していただく際、以下のような相談がありました。

「レイヤーなどのロックは解除しているのにIllustratorで、アウトラインできない」

上記のケースでは、エンベロープを文字に適用していたのが原因のようです。
エンベロープを一旦解除して、アウトラインし、再度エンベロープを適用することで解決しました。

このように、特定のフィルタや効果などが原因で、通常の操作が上手く行かないこと、また、印刷においてエラーの原因となり得ることなどを今月は、まとめたいと思います。
※画像はWindowsXPのものです。
※ソフト又はOSのバージョンにより、メニューの名称などが若干異なる場合がございます。

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各バージョン、RGB専用の効果フィルタ

バージョンの違いや、カラーモードの違いによって、ドロップシャドウなどの効果フィルタが消えてしまうことがあります。ケースとして多いのは、EPS形式で保存し、下位バージョンで開く場合です。[下図参照]

また、カラーモードがRGBの状態で透明設定をした後、CMYKに変更すると、色の設定が異なり、見え方が違うときがあります。[下図参照]

アピアランス機能もバージョンごとに改良がなされているようですので、効果については、別のバージョンで開くときは分割・拡張をしておくことを推奨いたします。

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Indesignの効果

Indesignの効果フィルタは、長文にも適用できるので便利ですが、現時点(2009.9.30)で以下の効果については、出力エラーが起こる可能性があると、指摘されています。

  • べベルとエンボス
  • シャドウ(内側)
  • 光彩(内側)
  • サテン

参照ページ
オブジェクトに効果を適用して書き出したPDFファイルでは正しく出力されない(InDesign CS3/CS4)
http://www.adobe.com/jp/support/kb/ts/235/ts_235048_ja-jp.html

この現象は、CS4(現在6.0.4)でも解消されていません。対策が示されていますが、できれば使用しないことを推奨いたします。

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合成フォント

合成フォントは、IllustratorやIndesignにある機能です。例えば、平仮名がゴシック、漢字が明朝、英数字を欧文フォントなど異なる設定でグループ化できる機能です。
ただし、この機能もある条件において出力エラーが起こるとされています。

参照ページ
書き出したPDFファイルをAcrobat 6.0/7.0で開くとテキスト上に帯が表示されるまたは印刷される(InDesign  CS2/CS3/CS4)
http://www.adobe.com/jp/support/kb/ts/235/ts_235553_ja-jp.html

合成フォントは注意の上、透明機能の及ばない範囲で使用し、CS3以降であればPDF/X-4でのPDF入稿を推奨いたします。

新しい機能が増えてきていますが、機能、バージョン関係なく、確実に出る方法として、お客様でのPDF入稿を推奨しております。
お客様と弊社の環境にかかわらず描画結果の一致のメリットもあります。ぜひご利用ください。

疑問点・不明点などございましたら、下記宛先にご連絡ください。
メール、お電話、FAX、何でも結構ですので、よろしくお願い致します。

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