パンフレット印刷・カタログ印刷
用紙の基礎知識

印刷用紙は、仕上がり、品質に影響しますので、非常に重要です。
印刷物の用途によって適切な用紙を選択することをお勧め致します。

以下は、弊社が推奨する用紙の一例です。( )内は、推奨の紙厚となります。
用紙に関する特別なご要望などは、検討いたしますので、別途ご相談ください。


本文【パンフレット・カタログの用紙】

紙質は、「色を綺麗に見せたい場合」と「文字主体の場合」で異なります。

本文:カラー印刷、または写真主体の場合

  • コート紙
    光沢のある紙。カラーの発色が良く、価格もリーズナブルです。
  • アート紙
    コート紙より光沢の強い紙。値段は少しだけコート紙より高くなりますが、鮮やかな色再現となりますので、より写真の品質を重視する美術品・高級品などのパンフレット、カタログに向いています。
  • シルバーダイヤ
    マットコート(艶消し)用紙の一種。コート紙と比べ、落ち着いた色合いに仕上がります。

カラー印刷またはモノクロでも、写真の品質に重点を置く場合はインクの発色がよいコート・アート系や、落ち着いたマット系をお勧め致します。

※紙の厚さについて
ページ数により、適した厚さは異なります。下記はあくまで目安ですが参考になれば幸いです。

ページ数が少ない場合でも、用途に応じて薄い用紙を使用することがあります。ご相談ください。
16ページ以内:110kg~135kg  32ページ以内:90kg~110kg  32ページ以上:73kg~90kg


本文:モノクロ印刷、文字主体の場合

  • 上質紙(55~90kg程度)
    光沢のない白色紙。写真の品質にこだわらず、安い用紙をご要望でしたら、こちらがお勧めです。

表紙【パンフレット・カタログの用紙】

パンフレット・カタログは、本文と表紙を同じ紙で印刷する方が安上がりです。
しかし、品質にこだわりをお持ちの場合、本文より厚い紙を表紙に使用するケースもあります。
お勧めの紙質は、「色をクリアに見せたい場合」と「文字主体の場合」で異なります。

表紙:カラー印刷、または写真主体の場合

  • アートポスト(160~180kg程度)
    厚手の光沢紙。印刷が鮮やかに再現できるので、カラー印刷の表紙に向いています。
  • サテン金藤(160~180kg程度)
    厚手のマットコート。アートポストと異なり、艶消しの効果があるため、落ち着いた仕上がりを好まれる方にお勧めです。

表紙をカラーで印刷する場合は、インクの発色がよいコート・アート系や、落ち着いた色合いのマット系をお勧めします。

表紙:モノクロ印刷、レイアウトがシンプルな場合

  • 色上質紙(特厚口~超厚口)
    上質紙に色のついたもの。色の付いた用紙の中では比較的安価です。

モノクロ印刷でシンプルなレイアウトの場合は、色のついた用紙を使用するとアクセントになります。

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