印刷処さかわトップ > データ作成情報 > 軽いデータの作成
サイトマップ
印刷何でも相談
TEL/089-925-7473
FAX/089-925-7464
メール相談室
見積書PDF⁄110KB
発注書PDF⁄100KB
スタッフ訪問OK
印刷用語辞典
相互リンク集
営業日カレンダー
|
データ作成情報データ作成のコツと注意点を紹介いたします
データ作成情報では、入稿されたデータのチェックや修正の経験を基に、データ作成の注意点やマメ知識を掲載していきます。何かお役に立てる情報があれば、どんどん利用してください。
→今月の情報へ
軽くて快適なデータ作成
データを作成するときに、読み込みや演算処理などに時間がかかり、ストレスを感じることはないでしょうか。また、容量が大き過ぎるために、やりとりに困ったことはないでしょうか。
処理速度が速く済むようなデータ作成方法を取るのも、データを作る重要なコツの一つです。
作業に時間がかかる原因は、大きく分けて二つあります。
▲ページ先頭へ
データの容量が大きい
時々、入稿されたデータの中で、不要に容量の重いデータを見かけるときがあります。
データが重くなる要因としては、画像データ絡みが多いようです。
画像データは、データの持つ情報量が多く、通常のデータよりもたくさんの容量を取られてしまいます。以下のことに留意していただけたらと思います。
- 作業効率を考えるなら、不要に大きすぎる画像をむやみに貼り込むのはタブーです。
画像の大きさは、原寸で解像度300~400dpiが適切値です。大きな画像を無理矢理縮小して貼られているケースも見受けられますが、パソコンやソフト、プリンタに不要な負荷を与えてしまうことになります。
- 「容量」という面では、イラストレーター上では、画像配置は「埋め込み」ではなく「リンク」をお勧め致します。「埋め込み」は1ファイルのため軽く思われがちですが、配置画像が多い場合は、トータル容量でも「埋め込み」データの方が重くなるケースも多く、注意が必要です。
- これは画像ではなくイラストレーターですが、イラストレーターを保存する際は「○○.ai」形式の方が、容量も少なく、作業的にも効率が良いでしょう。
印刷用の画像形式は「eps(バイナリ)」が用いられる形式が多いのですが、弊社では「eps(jpeg高画質)」をよく使用致します。eps独自の機能(クリッピングパスなど)を保持したまま高解像度のデータを圧縮することが可能です。
▲ページ先頭へ
複雑な処理によるパソコンへの負荷が大きい
データの容量自体は軽くてもデータの内容が複雑な場合、パソコンにかかる負荷が大きい設定をしている場合、作業に非常に時間がかかってしまう事があります。以下のケースがあります。
- 画面上でのプレビューは、出来るだけ「簡易」なモードにした方が賢明です。
Indesignなどでは、貼り込まれた画像をクリアに描写するプレビューモードもありますが、モニタ上で画像を読み込むだけで非常に時間がかかるケースがあります。
これはイラストレーターでも同様です。「埋め込み」と「リンク」では、画像の情報自体をイラストレーターが保持していない分、「リンク」の方が遙かに快適に操作できると思います。
- 複雑なグラデーションやパターン、クリッピングパスは、データの容量自体には反映しませんが、機器に対しては激しく負荷がかかるケースがあります。1MB弱のデータが、出力処理に30分以上かかるという状況も考えられます
デザイン内容によっては、パソコンに負荷のかかる処理もやむを得ないケースは、当然あるかと思います。大判ポスター全面に写真を入れたい場合、バックにテクスチャ効果のようなものを入れたい場合など、ご要望のデザインは様々です。
上記に関しては「守らないと絶対だめ」なものではなく、「努めて心がける」べきものとして覚えていただけたらと思います。
→今月の情報へ
疑問点・不明点などございましたら、下記宛先にご連絡ください。
メール、お電話、FAX、何でも結構ですので、よろしくお願い致します。 |