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データ作成情報データ作成のコツと注意点を紹介いたしますデータ作成情報では、入稿されたデータのチェックや修正の経験を基に、データ作成の注意点やマメ知識を掲載していきます。何かお役に立てる情報があれば、どんどん利用してください。 RGBとCMYKの違い《問題と事例》WordやExcel、Powerpointのデータを印刷用データとして使用する際に避けられない問題として、色のモードがあります。 再現不可能な色RGBとは光独特の色であり、インクなどの物質では表現できない色があります。例えばBlueやGreen独特の明るい色は、CMYKに変換すると彩度は格段に落ちます【下図参照】 ![]() RGB3原色をCMYKに置き換えると、上図のようになります。特に、緑や青の彩度が格段に落ちています。 色が濁る傾向これは一概に言えませんが、RGBデータを一括してCMYK変換したときにはよく起こります。 ![]() 色が濁る顕著な例として、黄色があります。 ![]() 中途半端に濁った黄色になります。画面では分かりにくいかもしれませんが、実際に印刷すると、黄色に青が僅かに混じっているのが確認できます。 黒やグレーが掛け合わせにこれも設定により異なりますが、覚えておいた方がよいでしょう。 ![]() この状態で色を変換すると… ![]() 左のように、CMYK4色に色が振り分けられてしまいます。これは、CMYKにおける「グレー」としては、あまり適切ではありません。 ![]() こちらが、CMYKにおける適切な「グレー」の数値です。 以上の諸問題を解決するには、多少のお時間をいただくこと、弊社が出させていただいた校正をご覧いただくことが条件となります(お客様の出力紙によっては、必ずしも色を合わせられるとは限りません。 疑問点・不明点などございましたら、下記宛先にご連絡ください。 |