印刷処さかわトップ > データ作成情報 > データ容量の軽減《データ容量を少しでも軽くする》
印刷何でも相談 FAX/089-925-7464 |
データ作成情報データ作成のコツと注意点を紹介いたしますデータ作成情報では、入稿されたデータのチェックや修正の経験を基に、データ作成の注意点やマメ知識を掲載していきます。何かお役に立てる情報があれば、どんどん利用してください。 データ容量の軽減《データ容量を少しでも軽くする》私たちの業務に限らず、年々ネットワークを介したデータの受け渡しが増えています。その中で、入稿時のお問い合わせに「ネットでデータを転送したいのだけれど容量が重いので不安、どうしたらよいか」というものがあります。冊子などになると、中には総容量が1GBを超えるものもあり、FTPサーバを駆使してもやりとりに苦戦することもしばしばです。 イラストレーター:Illustrator(1)Illustratorはデータそのものに加え、スウォッチやブラシ、シンボルなどの初期環境にも容量を使っています。 未使用のものを削除することで、多少の軽減になります。同様に、使用カラー、レイヤー、使用書体などの種類が多ければそれだけサイズは大きくなります。 イラストレーター:Illustrator(2)一般的にEPSフォーマットより、aiフォーマットの方が軽くなるといわれていますが、これも場合により逆転します。透明効果を使ったデータにEPSの写真画像を配置していると(どちらもサイズ自体は大きいのですが)EPSの方が軽くなるケースもあります。 ![]() チェックをはずすと…↓ ↓チェックを入れると… フォトショップ:PhotoshopPhotoshopデータは、大きいデータをIllustrator上で縮小しても画像のファイルサイズは変わりません。使用する場所にあわせて、画像データをリサイズすることを推奨します。埋込で入稿すると原寸使用とそうでないものの差が顕著にでると思われます。 原寸のままIllustratorに埋め込むと… リサイズしてIllustratorに埋め込むと… PDFはそのファイル自体で一つの圧縮を行う為、たとえば1枚で20ページ分のPDFと、1ページずつ20枚のPDFでは、合計サイズは1枚の方が軽くなります。 インデザイン:IndesignIndesignデータは、作業中に.idlkというロックファイルが生成され、これが作業を記憶しフリーズや強制終了の場合にも復元可能にしてくれることがあります。 しかし、このファイルにより、同じファイルでずっと作業を繰り返していくと、使用している画像自体は変わらなくても、どんどんファイルの容量が膨れあがって大きくなっていきます。適当なところで名前を変えて別名保存すると作業記録がクリアされ、ほぼ、元のデータ容量に戻ります。 ![]() Indesignファイル起動中に.idlkファイルが生成されます。 ![]() 作業を終え、上書き保存すると13.9MBに増えました。 ![]() 「冊子a.indd」という名前で別名保存しました。容量は9.6MBとほぼ元に戻りました。 疑問点・不明点などございましたら、下記宛先にご連絡ください。 |