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冊子印刷・記念誌印刷

用紙の基礎知識

印刷用紙は、仕上がり、品質に影響しますので、非常に重要です。
印刷物の用途によって適切な用紙を選択することをお勧め致します。

以下は、弊社が推奨する用紙の一例です。( )内は、推奨の紙厚となります。
用紙に関する特別なご要望などは、検討いたしますので、別途ご相談ください。

本文【冊子・記念誌の用紙】

紙質は、「色を綺麗に見せたい場合」と「文字主体の場合」で異なります。

◆本文:カラー印刷、または写真主体の場合

  • コート紙(90~110kg位)
    光沢のある紙。カラーの発色が良く、価格もリーズナブルなので、カラー冊子によく使用されます。
  • アート紙(90~110kg位)
    コート紙より光沢の強い紙。値段は少しだけコート紙より高くなりますが、鮮やかな色再現となりますので、より写真の品質を追求したい冊子などに向いています。
  • シルバーダイヤ(90~110kg位)
    マットコート(艶消し)用紙の一種。コート紙と比べ、落ち着いた色合いに仕上がります。

★カラー印刷またはモノクロでも、写真の品質に重点を置く場合は、インクの発色がよいコート・アート系や、落ち着いたマット系をお勧め致します。

◆本文:モノクロ印刷、文字主体の場合

  • 上質紙(55~70kg位)
    光沢のない白色紙。冊子印刷の用紙として最もポピュラーで、価格も手頃です。
  • 書籍用紙(62~76kg位)
    上質紙より若干クリーム色っぽいのが特徴です。いわゆる「書籍」に良く使用されている用紙で、上質紙より可読性が良く、また長持ちします。

★文章中心の冊子でしたら、光沢のある紙より光沢のない紙の方が、文字が読みやすく目が疲れません。

表紙【冊子・記念誌の用紙】

製品としてのクオリティ(品質)、丈夫さを考慮すると、表紙はある程度厚みのある紙が良いでしょう。
紙質は、「色をクリアに見せたい場合」と「文字主体の場合」で異なります。

◆表紙:カラー印刷、または写真主体の場合

  • アートポスト(180~220kg位)
    厚手の光沢紙。印刷が鮮やかに再現できるので、カラー印刷の表紙に向いています。
  • サテン金藤(180kg位)
    厚手のマットコート。アートポストと異なり、艶消しの効果があるため、落ち着いた仕上がりを好まれる方にお勧めです。

★表紙をカラーで印刷する場合は、インクの発色がよいコート・アート系や、落ち着いた色合いのマット系をお勧め致します。

◆表紙:モノクロ印刷、レイアウトがシンプルな場合

  • 色上質紙(特厚口~超厚口)
    上質紙に色のついたもの。色の付いた用紙の中では、比較的安価です。
  • レザック66(175~210kg位)
    表面に凹凸のある色つきの用紙。用紙自体の風合いのおかげで、印刷内容がシンプルでも重厚感のある仕上がりになります。

★モノクロ印刷でシンプルなレイアウトの場合は、色のついた用紙を使用するとアクセントになります。
また、表面に凹凸のあるファンシーペーパーを使うと、重厚感が増します。ただし、色の付いた用紙は、紙の色がインクのカラーに影響を及ぼすため、カラー印刷にはお勧め致しません。

見返し【冊子・記念誌の用紙】

  • 色上質紙(特厚口~最厚口)
    上質紙に色のついたもの。色の付いた用紙の中では、比較的安価です。
  • 五感紙(110~160kg位)
    古紙80%非木材紙20%、色付き、凹凸あり。凹凸は「細目(左)」と「荒目(右)」の2種類があります。

★見返しは、基本的には「製本の補強」が目的ですので、見返し箇所は印刷しないのが一般的です。
印刷なしでもある程度の見栄えがするよう、色の付いたファンシー系の用紙を使用することが多いようです。

五感紙のイメージ画像

■見返しとは

表紙の裏側と本文の最初・末尾を糊で接着する加工を指します。見返しを付けることによって、製本の強度は上がります。中綴じ製本では不要ですが、上製本においては「見返し」は必須です。
無線綴じはどちらでも可能ですが、見返しを付けると、付けない時に比べ、より製本が強度になり、表紙が剥がれにくくなります【下図参照】。

見返しとは